付喪神と携帯ストラップ
今日もまた、ぼやーっと考えごとをしていました。
森羅万象の物は、100年生きるとそこに神や魂が乗り移るのだそうです。
いわゆる、付喪神的なものなのですね。
これは日本に古くから伝わる神道、古神道の考えなのだそうです。
「神さびる」という言葉を初めて聞きました。
古くなり、神々しくなることを神さびると言うらしいのです。
京都あたりの神社やお寺は確実に神さびていますね。
経年と共に増す深みは、魅力的であると思います。
付喪神的な? 使い古したストラップ供養します
妖怪とは少し違うかもしれませんが、
長年使ってきた物は一緒に居たというだけで何か愛着が湧いてきますね。
今の人にとっては、携帯電話なんかもずっと携帯していたんでしょうけれども
それに付属するストラップを供養するというサービスを小田原にある徳常院がされていたそうです。
(リンク先では、備えられたストラップの山が見ることが出来ます。)
携帯電話の方が、より人の念と申しますか、パワーが注ぎ込まれるような気もしますが
電化製品はなぜだか懸念対象にならないんですね。不思議!
物への感謝の気持ち、と通じる物があるんでしょうか?
付喪神は良いものなのかと言うと、一概にそういう訳ではなく
wikiには格好良いフレーズが書かれていたのですが
”荒ぶれば禍をもたらし、和(な)ぎれば幸をもたらす”
のだそうです。
中々、100年物を大切にすることは難しいですけれども
出来る限り大切に物を使っていきたいですね。
ルンバは付喪神になりうるのだろうかと考えていたんですけれども
また変な方向に知識が広がった気がします。(笑)
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